過去ログ - リヴァイ「俺が何者なのかを証明しよう――この大物を釣ることによって」
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10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]
2013/07/01(月) 01:40:47.81 ID:r5hJvj550

「んじゃあ、何から話そうか」

ハンジが指先を唇に当てながら口を開く。
別に何でも良かったが、気になると言えばさっきの茶番についてだろう。

「……さっきのアレはなんだ。エルヴィンはお前らに聞けって言ってたが」

「あー。紹介の事?」

「そうだ」

「参加させようかどうか直前ギリギリまで迷ってたみたいなんだよ団長も。それで踏ん切りがついたのが、昨日だったみたい」

「……性急な話だな。俺にとっては迷惑なだけだ」

他人からどう思われようが気にはしないが、不必要な恨みを買うのは避けたい。面倒事は嫌いだ。

「今回の機会を逃すと、次の壁外遠征は予定では三ヵ月後。それまで待つよりも、早いこと実戦の空気を味わって欲しかったんじゃないかな」

「……お前らは反対だったようだが」

「そりゃあね。自分達の命も懸かってるんだから」

「だったら――」

「団長の命令は絶対。私達がどれだけ反対でも、団長が決めたのならそう従う。それだけ」

そんなものか。
それだけヤツは信頼されていると言う事なのだろう。

「私が言ったことは本心だから」

「……ふんっ」

「でも団長が決めたんだから仕方ないしねー。それだけ団長は、リヴァイに期待しているって事よ」





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