過去ログ - リヴァイ「俺が何者なのかを証明しよう――この大物を釣ることによって」
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114:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]
2013/07/08(月) 23:31:52.88 ID:xBLL5Clm0

ミカサ「私の中にある……心の中に詰まったエレンが言う。戦え、戦え、戦えと」

ミカサ「勝てなきゃ死ぬ。勝てば生きる。そして――戦わなければ勝てない」

ミカサ「そして私の中だけじゃない。彼が、エレンが私に与えてくれたモノがある」

リヴァイ「……それは?」

ミカサ「アルミン……私の大切な幼馴染。ジャン、コニー、クリスタ、ユミル、私の仲間達」

ミカサ「調査兵団という巨人を狩り、人類に心臓を捧げた同胞。そして……複雑だけど、エレンが憧れ尊敬していたあなたも含まれている」

リヴァイ「……ふんっ」

ミカサ「エレンは言っていた。いつか巨人がこの世界からいなくなったら、外の世界に行こうと。私と、エレンと、アルミンの三人で」

ミカサ「炎の水……氷の大地……砂の雪原……そして広大な自由の空と、その青さに負けない透き通った青の海」

ミカサ「エレンがずっと見たかったもの。エレンがずっと欲していたもの。私もそれを見たいと思った」

リヴァイ「……」

ミカサ「だから……私は死ねない。死にたくない、そして戦わなければならない」

リヴァイ「エレンが傍にいなくてもか」

ミカサ「そう。エレンが傍にいないのは悲しい……寒い。でも私は……私は!!」

ミカサ「エレンが与えれくれたモノがある限り死ねない!!その中にはエレンの欠片がある。もう奪わせない。もう失わない!」

ミカサ「なにより死んでしまったら、もう……エレンのことを思い出すことさえできなくなる。
    全て失ったら、エレンがこの世界にいたという痕跡さえ消えてしまう!!」

ミカサ「ので私は……絶対に、絶対に死んでなんかなんかやらない!勝って、なんとしてでも生きる!!これが私の生きる理由――!!」

ミカサ「っ……はぁ……ぐすっ……」


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