過去ログ - リヴァイ「俺が何者なのかを証明しよう――この大物を釣ることによって」
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga ]
2013/07/10(水) 00:36:08.30 ID:+wUiYax20
エルヴィン「……構わないさ。言っただろう?気持ちは同じだと」
リヴァイ「いいから続けろ、エルヴィン。泣くのも憤るのも後で出来ることだ」
ハンジ「うん。ほんとゴメン。気にしないで続けて」
エルヴィン「分かった。それでは続けよう。順を追って説明するぞ」
エルヴィン「俺に掛け合ってきた貴族達を仮に協力派と呼ぼう。協力派はこちらに対して情報を提供しても良いと言ってきた。
しかし反対派の貴族達の圧力も強く、公に提供しては自分達が粛清されると恐れている」
エルヴィン「もちろんそうなったら協力派も抵抗するのだろうが、そうなったら最悪だ。
人類は巨人に食われる前に、内部から滅びるだろう」
リヴァイ「その協力派の戦力はどうなんだ。反対派と比較して」
エルヴィン「ほぼ拮抗か、それより下回ってるか。本人達の言い分ではな」
リヴァイ「……争えばお互いに自滅か。笑えねぇな」
ハンジ「でもおかしくない?その協力派の人達は現状を憂いて、私達に歩み寄ってきたんだよね?」
エルヴィン「そうなるんだろうな」
ハンジ「だったら反対派はどうして未だに秘密に固執する?手を打たなければ、それこそ自分達が巨人の餌になっちゃうのに」
エルヴィン「当然の疑問だな。俺もそれは訊いたさ」
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