過去ログ - リヴァイ「俺が何者なのかを証明しよう――この大物を釣ることによって」
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253:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/18(日) 22:25:33.87 ID:eFwyLQUp0

これは俺の持論なんだがな、と前置きを一つ置いて。俺は言ってやった。

「その程度の失態や汚名がどうした、と功績を積み上げてやれ。それで大抵の連中は黙るぞ。それでも黙らねぇなら、躾だな」

「……兵長。あなたは……無茶苦茶です」

でも、とミカサは俯けていた顔を持ち上げる。その表情は相変わらずの鉄仮面だった。

「とても参考になる。私は、私なりにそれを実戦します」

「そうか」

「はい。……エレンなら、きっとそうする」

ミカサは立ち上がった。そのまま部屋を出て行こうとする。
室内にはミカサが一人だけ。こいつが出て行ったら、危険人物の可能性がある俺は野放しになるのだが。

「おい。俺を一人にしてもいいのか?」

「……私がこれ以上、ここにいても意味がないです。私が知っている情報では、兵長が知りたい事に答えられない。ハンジ分隊長に報告してきます」

確かに。貴族達の動向についてはハンジやエルヴィンでも無ければ答えれないだろう。
一介の兵士に、そこまで重要な情報を明かすとは思えない。
ミカサを含め、俺が獣の巨人と戦闘したのは知っているとは言え。貴族共との裏取引があったという情報は知らない筈だ。
いずれ知ることになるのだろうが。それも近い内に。


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