過去ログ - リヴァイ「俺が何者なのかを証明しよう――この大物を釣ることによって」
1- 20
259:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/18(日) 22:58:54.30 ID:eFwyLQUp0

「俺は言ったよな……賭けに負けたら見せてやるって」

地を這うような声が、己の喉から発されている。それだけ……己が思う以上に俺は怒りに満ちているらしい。
それに、

「一応、お前に確認は取ったが」

「そうだね。寝ていたから返事は無かったけど」

「沈黙は肯定と受け取ったが」

したり顔で意気投合する二人。言い訳する所か、怒り心頭のこちらを煽ってくる始末だった。

「そうか……よぉく、分かった」

病み上がりだからと言って、こいつらは俺を舐めてくれる。
……頭の片隅で、こんな下らない茶番よりも。さっさと貴族共の動向や、獣の巨人の中身の正体を知る方を優先するべきだ、と思っている己もいるが。
どうやら感情は理性を凌駕してしまっているらしい。本題は、もう少し後になりそうだった。

「エルヴィン、ハンジ。そこを動くな、削いでやる」

こんなのが俺達の世界だ。
こんな下らない事で、盛り上がれるのが俺達の生きる世界だ。中々どうして……捨てたモンじゃねぇだろ?
きっと平穏ってのは、こんな下らない時間が積み重なった事を言うのだろう。
今はまだ……仮初でしかねぇが。
だが俺達はいずれ本物の平穏ってのを掴み取ってやる。だから今だけは、この時間を噛み締めたいと、気の迷いでも起こしたのだろう。
ハンジに対して蹴りを放ちながら、そんな事を考えていた。まあ……絶対に口に出して認めてはやらないんだがな。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
275Res/241.17 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice