過去ログ - リヴァイ「俺が何者なのかを証明しよう――この大物を釣ることによって」
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267:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/18(日) 23:24:11.38 ID:eFwyLQUp0

「……」

「……」

「……」

顔を見合わせる。そこには笑みが。ギラギラとした笑みが、唇に刻み込まれていた。
合図も何も無く、俺達は申し合わせたようにグラスを掲げると。
お決まりの言葉を発する。

「「「散っていった仲間と、まだ生きている自分達に――乾杯」」」

並々と注がれた酒を飲み干す。
舌と喉に広がるなんとも言えない苦味を味わいながら、ヤツからの声を聴いた。

「行くぞ……外の世界へ」

「忙しくなりそうだ。腕がなるね」

「ふんっ。上等だ」

何度でも試そう。幾度となく試されよう。
生きている限り。俺は諦めず、幾度となく証明し続けてやる。
幾千、幾万、幾億。飽きず絶えず熱を叫び、謳い上げながら。
そう。次こそは必ず。



俺が何者なのかを証明しよう――全ての巨人を絶滅させることによって。



月明りの下で。俺は静かに決意したのだった。


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