過去ログ - リヴァイ「俺が何者なのかを証明しよう――この大物を釣ることによって」
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3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]
2013/07/01(月) 00:41:14.29 ID:r5hJvj550

「納得できる答えは返せないかもしれないが答えよう。
 彼は地下街でゴロツキとして生活していたのを、私が拾ってきた。凶悪で手がつけられない札つきの悪党だ」

散々な紹介方法だ。だが間違ってはいなかった。
エルヴィンは続けて口を開いた。

「そして私が見つけた逸材でもある。立体起動での行動を教えてみたが、彼は10日間で習得した。才能がある」

周囲がまたざわつき始める。

10日間? まさか嘘だろう? 何かの冗談か?

そんな途切れ途切れの断片が耳に入ってくる。そんなに凄いことなのだろうか。回りに比較対象が無かった為に判断に悩んだ。

「団長……それは事実ですか?」

ハンジが若干、困惑した表情で発言した。

「嘘を言っても仕方ないだろう?私も拾ってきた当時は、ここまでとは思いはしながったがな」

「正規の訓練でも一年以上はかかりますよ。それを10日間……どんな身体能力ですか」

「もちろん熟練の君達と比べれば、まだまだ未熟だ。だが最低限の動作はできる。
 ギリギリだが、壁外遠征に参加させても問題ないぐらいのレベルには達している」

「……掘り出し物ってのは分かりましたけどねぇ」

「問題があるか?」

「問題しかないでしょ?そこまでの才能なんだったら、失うのは勿体無い。
 次回の壁外遠征でも遅くはないと思います」



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