過去ログ - リヴァイ「俺が何者なのかを証明しよう――この大物を釣ることによって」
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56:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/03(水) 21:45:22.20 ID:pAzE59o20

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「……初陣はどうだったリヴァイ」

エルヴィンは厳しい面構えながらも、どこか安心したような雰囲気を纏わせていた。
荷馬車へと乗せられながら、疲労で動かなくなった身体を横たわらせながら俺は応えた。

「最悪だ……」

「よく生き残ったものだ。奇跡的な生還だったな」

「救援がこなけりゃあ……俺も巨人の腸の中だ」

「間に合って良かったよ。ハンジやミケ達に感謝しておけ。あいつらが先行しなければ、間に合わなかっただろう」

「ふん……」

気付けば壁が近づいていた。
内地へと戻る本隊を見ていると、出陣時と比べて明らかに人数や荷馬車に馬の数が減っている。
それだけの損害……死者が出たと言う散々たる有様だった。

「……酷ぇもんだな」

「……彼らの犠牲は人類の大きな一歩へと繋がっている。無駄ではない」

「だといいがな」





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