過去ログ - リヴァイ「俺が何者なのかを証明しよう――この大物を釣ることによって」
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6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]
2013/07/01(月) 01:04:33.90 ID:r5hJvj550

「まずはお疲れさまだ、リヴァイ。漸く君を皆に紹介できて良かったよ」

「……歓迎されてるようには見えなかったがな」

「それについてはすまない。私も随分と悩んだものでね。そのお詫びも兼ねて、これから改めて君を紹介しようと思う」

改めて紹介?
疑問に思うと同時に、この場に残っていた数人のメンバーが近づいてくる。
その中には辛辣な言葉をぶつけてきたハンジもいた。

「やっほ〜い。改めて自己紹介するよ。私はハンジってんだ」

「私はナナバだ」

「俺はゲルガーだ」

「リーネでいいよ」

「ヘニングだ」

何人もの連中が近づいて名乗っていく。その表情はどういうわけか友好的に見えた。
だが一人だけ異常なヤツがいる。

「……すんすん」

「おい……」

身震いする。髭を生やした男が、鼻を近づけて臭いを嗅いできているのだ。
……なんだコイツは。

「あー……」

「……うん」

ハンジやナナバ達はどこか諦めたような表情を浮かべていた。

「すんすん……」

「なにしてやがるんだ……コイツは」

無意識の内に拳に力が入った。ぶん殴ってしまっていいのだろうか。
剣呑な思考を察したのか、エルヴィンがすぐさまフォローするように言葉を挟んできた。



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