7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/01(月) 00:27:42.17 ID:5M9q4qJB0
『さて、話を戻そうか。そんなこんなでもう何年も一緒に旅を続けている僕たち二人(正確には一人と一匹だけど)は、ある日、人里離れた山の中で道に迷い、その末に小さな村に辿り着いた』
『そこで、僕たちはその村に言い伝えられている?ある伝説?と、それに自らの命を賭してでも挑もうとする?一人の若者?と出会ったんだ』
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2013/07/01(月) 00:28:45.01 ID:5M9q4qJB0
風来のホムラ フォーチュンタワーと運命のダイス
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2013/07/01(月) 00:31:07.96 ID:5M9q4qJB0
―――イノリの里
QB「よ、ようやくたどり着いた……」ゼーハー
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2013/07/01(月) 00:33:46.11 ID:5M9q4qJB0
ホムラ「けど、こればっかりは生まれついてのものなんだから、私にもどうしようもないわよ。今までだってそうして旅を続けてきたわけだし……。そうでしょ、キュゥべぇ?」
QB「それにしたって限度ってものがあるよ! いったい何日森の中を彷徨ったことか……僕は今度こそ本当に死を覚悟したよ」
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2013/07/01(月) 00:35:57.54 ID:5M9q4qJB0
QB「」ガツガツムシャムシャバクバクモグモグ
ホムラ「ちょっとキュゥべえ、貴方がっつきすぎよ。少しは遠慮って言葉を知らないの?」
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2013/07/01(月) 00:37:52.69 ID:5M9q4qJB0
ホムラ「こいつはホントに……。すみません、突然お邪魔してしまって、そのうえご飯まで頂いて……」
おばさん「なーに、気にしなさんな。こんな山奥の小さな村じゃあ、飯屋なんて洒落たのはなくってね。大したもんは用意できなかったけど、ゆっくりしてきなさいな」
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2013/07/01(月) 00:42:24.42 ID:5M9q4qJB0
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14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/01(月) 00:44:08.88 ID:5M9q4qJB0
QB「あ?もう、うるさいなあ、全く。細かいというかなんというか……。いいかい、ホムラ。僕たちは何だい?」
ホムラ「問いかけが抽象的すぎて、返す言葉が絞りきれないのだけれど」
15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/01(月) 00:46:43.20 ID:5M9q4qJB0
おばさん「おや、すっかり元気になったみたいだね」
QB「あ、おばちゃん!」
16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/01(月) 00:48:47.40 ID:5M9q4qJB0
おばさん「おっと、忘れないうちにこれを渡しとこうかね」
QB「何だい、この包は? 中から美味しそうな匂いがするけど」
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2013/07/01(月) 00:52:41.07 ID:5M9q4qJB0
おばさん「あ、そうそう。その代わりと言っちゃあ何なんだけど、一つ頼み事をお願いしてもいいかい?」
ホムラ「ええ、勿論です。私たちに出来ることなら構いませんが……」
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