過去ログ - モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part3
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105: ◆lhyaSqoHV6[saga]
2013/07/02(火) 03:52:52.23 ID:ycr+R0dAo

三人がヘリに乗せられ、息も絶え絶えといった様子で一息ついていると、乗員から話しかけられる。

「あんたらにも、コレを渡しておこう」

椿「これは……」

詩織「遮光グラス?」

志保「何でこんなものを?」

「悪い事は言わんから、それを着けておくんだ」

三人は訝しがりながらも渡された眼鏡を着ける。

「そろそろだな……」

乗員が呟くと、突然周囲が光に覆われた。
遮光グラス越しでさえ目が眩む程の光量に三人は混乱する。


志保「な、なに!?」

詩織「眩しいわね……」

椿「あ、あれは……?」

椿が機外を見やると、今まで自分たちが居た都市部が爆炎に包まれているのが見えた。

「衝撃波が来るぞ! 掴まっておけ!」

乗員がそう叫んだ直後、機が墜落するんじゃないかというほど激しく揺れる。

ヘリP「クソッ! 体勢を立て直せ! オートローテーションだ!」

爆発の衝撃波に煽られ、パイロットの怒号と墜落の危険を知らせる警報音が響く中、
三人はそちらを気にする素振りも見せずに、ただ真っ赤に染まった空を眺めていた。


椿「私達……何のために戦ってたんですかね」

志保「そりゃ、平和を守る為……ですよ」

詩織「……」

志保「だけど……これは……こんな事って……」


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