過去ログ - モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part3
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205: ◆EBFgUqOyPQ[sage saga]
2013/07/02(火) 22:48:02.89 ID:WkN5BQNwo
ピィ「危ない!」

少女はピィに抱かれ、その場からピィとともに飛び退く。
先ほどまでいた場所は黒く細長い何かが飛んできて大きく振るわれる。
その瞬間、アスファルトはひび割れながら砕かれた。

その場にとどまっていればただの人間ならいともたやすく引き裂かれていただろう。
それほどにまで鋭利で暴力的な何かが過ぎ去ったことは明らかだった。

ピィ「くそっ、こんな時にカースか」

少女はピィの声によって我に返る。彼女は攻撃を受けたのだと自覚したのだ。

少女(カース、資料では見たことがある)

その姿は黒い泥のようなもので核の色によって対応する七つの大罪の性質を持つ人類の脅威。
少女にとって写真でしか見たことのなかった異形がそこにはいた。

少女「……初めて見ました」

ピィ「とりあえず逃げよう」

ピィはその場から立ち上がり少女の手を引く。少女自身戦ったことのないの未知の相手、正体がばれるとか関係なしでもここは撤退を考えた。

少女「ナーディエヌィ……あ、わかりました」

少女も立ち上がりカースに背を向けて走り出す。
しかしカースも当然見逃してくれるわけもない。

『ウォオオオオオオオオオオ!』

カースはどこから出ているのかわからないが雄たけびを上げる。


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