過去ログ - モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part3
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207: ◆EBFgUqOyPQ[sage saga]
2013/07/02(火) 22:52:09.63 ID:WkN5BQNwo
凶器と化した触手は一直線に少女の方に向かっていく。
しかし少女はそれを素手と脚を使って、すべてを逸らすか、掴んだ。
そしてそのまま靴底に仕込まれていたナイフを足元に押さえつけた触手に突き刺す。

しかし泥のような体をするカースには効果がなかった。
それでも少女はカースの触手を離さない。
チリチリと焼けるような軽い痛みが手に走っているが大したことはなく触手を掴んで離さなかった
カースは逸らされた触手を戻し、再び打ち込んできた。

少女「同じ攻撃を、もう一度とは……芸がないです」

少女は掴んだ触手を利用して体を上に跳ね上げ、逆立ちのようになり飛んできた触手を回避した。
そしてそのままつかんでいた触手を離して着地する。

そのまま少女は近くにいたピィに手をかざすとピィの体に開いた穴は塞がっていき、失血により悪くなっていた顔色は血色を取り戻していった。

少女「貸した覚えは、ありませんが……とりあえず、貸しは返しましたよ」

『アアアアーーー!憎イ憎イ憎イィイイイイ!』

雄たけびをあげてカースはさらなる数の触手を生み出す。

少女「カースと言っても、話に聞いていたほどでは、ないですね」

少女はカースに向かって走り出す。
それに対してカースは触手を飛ばして対抗してくるが少女は紙一重でそれを避けながらカースに接近していく。

そしてカースのすぐ近くまで行くと少女は手刀を構えてカースに向かって突き刺そうとした。

しかしカースはその直前でまるで針山のような触手を少女に向けて生成する。

少女は驚いたように目を見開くが最小限の動きで針山の間を縫うように回避しようとした。
しかしこの攻撃で手刀を構えた腕は吹き飛ばされ、わき腹に針が突き刺さる。

少女「ぐ……あ……」



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