過去ログ - モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part3
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496: ◆lbKlS0ZYdV.M[saga]
2013/07/07(日) 01:46:47.68 ID:g+Df2CSTo
ユズ「ん〜平和っていいなぁ♪」

死神ユズは幸せを噛みしめながら、一人夜の空で次なる獲物を探し求めていた。
神崎昼子ことブリュンヒルデはお留守番。
何故なら学校の宿題があるからだ。

ユズ「けど、お家で宿題が出来るっていうのは平和の証拠だよね♪」

先日までユズはルシファーの姦計による『偽物の自分』のせいで人間界では犯罪者扱い。
けれど無事ルシファーを討伐し晴れて無罪放免。
これでもう何も気にせず動き回れる。

ユズ「後ろめたいことが無いのって気持ちいいねー♪」

ユズ「まぁ、もともと悪いことしてないんだけどさ♪」

ご機嫌。
ストレスから解放された反動か、つい独り言が多くなってしまう。

ユズ「さてさて、これで残りは『嫉妬』と『色欲』と『強欲』だよね!」

ユズ「『暴食』を狩る手間が省けたのは良いんだけどさ…」

ただユズは決して無意味に独り言を放っていたわけでは無い。
むしろその独り言を聞かせていたのだ。
では、一体誰に?

ユズ「―――貴女ももしかして狩られる側?」

「…!」

「ふぅん……気づかれていた?」

ユズの問いかけに反応し、そして言葉が返ってくる。
その言葉の主は黒き翼を持つ少女だった。


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