過去ログ - モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part3
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553: ◆zvY2y1UzWw[sage saga]
2013/07/07(日) 17:11:09.82 ID:lYvz9IOo0
「魔力とは…まあタンクとホースの説明が一番わかりやすいですよね。それと同時にゲームのMPような物でもあります。寝ると回復しますし。」

魔力の器は持っている人と持っていない人で分断される。つまり魔力を留めておけないのだ。

留めておけない者はもちろん魔法を使うことはできないし、仮に誰かから魔力を奪ったとしても消滅し、使うことはできない。

そして、魔力の器を持っていない人はもちろん魔力が回復する事もない。魔力に愛されていないのだから。

これはゲームシステムでも同じ。MP0のキャラにMP回復アイテムを使っても無意味だし、レベルアップでMP上限が増えることも無い。

「蘭子様は魔力の器がありますから、努力すれば器も大きくなり、それなりの魔法が使えるでしょう。全くない者にはそれは不可能ですがね。」

「本当ですか!」

「魔力管理人のアタシを信じてくださいよー。」

「…そっちの仕事は大丈夫なのか?」

「最近魔力のクリスタルの調整を行ったばかりなんで魔力の流れが綺麗になったばかりなんですよ!おかしい流れ全部戻しましたし!」

「魔力の妙な流れとか!本 来 な ら!魔力を動かせるのは自分だけのはずなんですがねぇ…サタン様辺りは自身の魔力の流れを調整できるそうですよ…見えないだけで。」

「あースマン。しっかり仕事していたようだな。」

すっかり自信喪失しているようだ。

最近堕天使に襲われてからユズは魔力管理塔でおかしいところをすべて修正した。

本来ならあんなことはあり得ないのだから。…しかし努力も空しく、堕天使関係の魔力の流れは特になかった。

精々異常な量の魔力が巧妙に隠されて流れていたことぐらいだろうか。魔力の賄賂はいけないことだ。

「当たり前ですよー…まあ今言いたかったことは、鍛錬大事ってことです!鍛錬さえすれば人間でも悪魔に勝てます!」

「はい!」

「父上…与えた影響が大きすぎではないか…?」

昼子はそうつぶやく事しか出来なかった。


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