過去ログ - モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part3
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590: ◆6osdZ663So[sage saga]
2013/07/07(日) 23:03:16.77 ID:CzGsh73Do
肇「では、これでどうでしょう?」

ハラリと、肇は頭に巻いていたスカーフを外す。

拓海「・・・・・・なるほどな。」

そこには小さな二本の角。

拓海(ちょっと可愛いな。)

拓海が納得したのを確認すると、肇はスカーフを巻きなおした。

肇「私のおじいちゃんが鬼で、おばあちゃんは人間。私はクォーターと言う事になりますね。」

肇「拓海さんはいい人そうなので教えましたけど、他のみなさんには内緒にしてください。」

拓海「ん、わかった。」


拓海「それで、その鬼の孫娘がどうして人里で行き倒れてたんだ?」

肇「この辺りには刀の材料を探しに来たんです。」

拓海「刀、ねえ。そう言えばさっき刀匠とか言ってたな。」

拓海「その背中に背負ってるのもやっぱり刀なのか?」

肇「見ますか?」

そう言って肇は背中にある七の袋の内、一つを取り出した。

赤地に色とりどりの花が描かれたその袋から出てきたのは、

やはり一本の刀であった。

拓海(そんな物をこんな場所で取り出していいのか。)

と思ったが、周囲に気にしてる人間は特に居ないようなので軽くスルー。


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