過去ログ - モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part3
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610: ◆6osdZ663So[sage saga]
2013/07/07(日) 23:33:06.63 ID:CzGsh73Do
――

そうして、しばらく会話した後

彼女達はいずれまた会う事を約束して別れたのであった。


肇「拓海さん、本当に心が綺麗な人だったな。」


落とした財布を取り戻したので、肇はうどんの代金を払おうとしたが、

結局、拓海はそれを受け取らなかった。

曰く、一度おごると言ったのだから、それを撤回する様なかっこ悪いことはできないとのことで。


肇「拓海さんみたいな人なら、おじいちゃんの刀を正しく使ってくれると思ったんだけど。」

ちなみにその提案も断られた。

曰く、器じゃねーよ、とのことで。

肇としてはそんな事はないと思うのだが。


肇「いつかこの子達を受け取ってくれる人も、心が綺麗な人ならいいな。」

そんな思いを胸に、鬼の孫娘は今日も人の里を行く。


肇「あ、そうだ、新しい刀の材料も探さないと。」

肇「『日本一、罪深い刀』を作るために必要な『原罪の核』」

肇「そんなの見つかるのかなあ・・・・・・」


彼女が次に出会うのは、果たしてどんな人だろうか。


おしまい。


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