過去ログ - モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part3
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76: ◆zvY2y1UzWw[sage saga]
2013/07/02(火) 00:58:41.85 ID:6Xl0CNgo0
「…大罪の悪魔に目を付けられまして…」

ユズは今の身の安全を優先した。

そもそも魔術教師一日目で思い切り大怪我してから姫様には少しばかり苦手意識がないこともない。…結構ある。

(姫様とアタシの○○一日目って相性が悪いんじゃ…?)

もはや隠している事はサタンの呪いの事だけだった。

「…そんなことがあったなんて…!」

「大罪の悪魔め、父上が忙しい身でなければ一瞬で灰になっているほどレベル差があるというのに…ユズにまで手を出すとは…。そうだ!」

昼子がユズの手を取る。正直爪が食い込んで痛い。

「ユズ!蘭子にも魔術を教えてやれ!そうすれば我らの防衛策にもなるし、匿ってやれるぞ!」

「「ええ!?」」

蘭子とユズが驚きの声を上げる。

「姫様!ただでさえ洗脳範囲がギリギリセーフラインだっていうのにまた何かする気ですか!」

「知ったことか!大罪の悪魔の方がよっぽど悪いのだ!それに匿う程度なら、家の二人の洗脳を変更するだけで何とかなる!」

「塔がありますから!アタシには塔がありますから!」

「…駄目か?」

急にしょんぼりとする。これにはユズも慌てる。

「あー!大丈夫っぽいなー!塔じゃなくても大丈夫っぽいなー!」

「そうか!じゃあうちに来い!」

(…わかりやすい騙し方の昼子ちゃんもそれに騙されるユズさんも何なのこれ…?)


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