過去ログ - モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part3
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◆lhyaSqoHV6
[saga]
2013/07/09(火) 03:59:23.99 ID:w0ARctWro
そら「えっと、北条加蓮さん……だったよね?」
加蓮「っ!」
加蓮「(この子、私の名前……知っていてくれたの?)」
そら「なんのご用〜?」
加蓮「えっと……あの、その……」
加蓮「今まで、お隣に住んでたのに、全然挨拶とかもしたことなかったから……」
そら「(どういうことだ? 今更引っ越しの挨拶に来たとでもいうのか?)」
そら「(以前こちらから出向いたときにはなしのつぶてだったが……)」
そらの工作員としてのモットーは『郷に入っては郷に従え』である。
その土地に住んでいる存在になりきるための文化、風俗、習わしなどは一通り頭に入れてある。
今の活動拠点に入った時も、周囲の部屋を『そば』なる食物を片手に回ったのだが、その際に北条加蓮は部屋から出てこなかった。
加蓮「せっかく隣に住んでるんだし、歳も近そうだから……」
加蓮「な、仲良く出来たら……良いなって思って……」
そら「(なるほど……そういう事か)」
地球人は他の個体と連れ立って行動するのを好む種族だと学んでいる。
生まれてこの方病院という閉鎖された環境で育ってきたこの娘にとって、同世代の友人というものに憧れがあるのだろう。
地球人の心情に共感することなどないが、理解することはできる。
そら「(……私くらいの年頃の地球人の娘がずっと部屋に篭っているというのも怪しいから)」
そら「(この娘と友人関係になる事で、あるいはカムフラージュになるかもしれないな)」
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