過去ログ - モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part3
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917: ◆Nb6gZWlAdvRp[sage saga]
2013/07/10(水) 21:05:22.88 ID:wNJHgh5so
 夕美の頬をつまむ。

夕美「……あに?(なに?)」

拓海「おおやわらけぇ……っとそうじゃねぇ。
   お前は馬鹿か、友達ってのは一人しか作っちゃいけねぇ訳でもねぇだろ。
   ナナが他人と仲良くすんのを一々邪険にしてたらナナにも迷惑だぞ、お前はナナに迷惑かけたいのか」

菜々「迷惑かはおいといて、ナナも夕美ちゃんは友達を増やすべきだと思いますよ」

美世「あ、じゃああたしと拓海が友達二号と三号に立候補したげるよ!」

菜々「ありがとうございます! さあ夕美ちゃん、菜々のことでいつまでも嫌ってないで、仲直りに握手して友達になっちゃいましょうよ!」

夕美「え、でも私はナナちゃんだけで充分……」

拓海「ごちゃごちゃ言ってんじゃねーよ」

 拓海はごねる夕美の手を取り強引に握手する。

拓海「じゃ、これから友達としてよろしくな、夕美」

夕美「うー……よ、よろしく」

 渋々といった感じではあるが、夕美が拓海を受け入れたことで菜々の表情がぱあっと明るくなる。

菜々「この後は皆さん暇でしたよね? 仲良くなった記念に早速どこか出かけましょう」

美世「いいね、どこ行く?」

拓海「……わりい、用事ができた。また今度な」

美世「拓海?」

 拓海の視線はテレビに向けられている。
 そこに映されていたのはナチュラルスターが憤怒の街から人を救出したニュース。
 そして避難民の居場所を記された地図が公開されたところだった。


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