過去ログ - モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part3
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922: ◆Nb6gZWlAdvRp[sage saga]
2013/07/10(水) 21:08:32.48 ID:wNJHgh5so

 カミカゼの体に変化が起きる。
 スーツの各所に隙間が開き、空気の吸入・排出を始めた。
 そうして生まれた気流はやがてカミカゼを包むように渦巻く。

カミカゼ・烈風「行くぞっ」

 街へ向かって走り出す。
 道路を塞ぐカースの群れは、突如迫ってきた外敵に対し一斉に腕や触手を振るう。
 一方カミカゼは右手の指を鉤爪状に曲げ、

烈風「断空爪刃!」

 そのまま振ると爪の軌跡を追うように風の刃が生じ、自身に迫っていたカースの腕は輪切りになってボトボトと落ち、崩れていった。
 続けざまに左手を突き出すと、

烈風「リストツイスト!」

 手首の隙間から噴出した風が水平方向に伸びる竜巻となって、カースを吹き飛ばした。
 道路にぽっかりと生まれたスペースには一際大きなカースが一体だけ残っていて、周囲のカースは互いが邪魔になってうまく起き上がれない。
 カミカゼはその一体に飛び掛ると右腕を高く掲げ、

烈風「真空唐竹割り!」

 手刀の一撃で両断した。
 それは核を僅かに外していたが、手刀の一閃で生じた気圧差を埋めようと流れ込む風がカマイタチになって核を切り刻む。

 カミカゼが作ったスペースに美世が滑り込むと、新手のカースによって再び道路が封鎖された。
 見渡す限りの敵、敵、敵。友軍は無し。退路も無し。
 早々に窮地に追い込まれたはずなのに、危機感は無く、それどころか無限に戦えると思えるほどにエネルギーが体の奥から沸いてくる。

烈風「近場から行くぞ!」

美世「あいさー!」

 二人の進軍が始まった。

      了

――次回予告――

美世「新しい力に目覚めてカミカゼの快進撃が始まる!
   ……と思いきや、そこに立ちふさがる影!
   底知れぬ怒りを抱えた少女との闘いで、新たな宿命が産声を上げる!?

   次回の特攻戦士カミカゼは、
   『憤怒の少女』!
   覚悟、完了!」

 この番組は、株式会社DeNAとアイドルヒーロー同盟、ゴランノスポンサーの提供でお送りしました。


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