過去ログ - モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part3
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969: ◆zvY2y1UzWw[sage]
2013/07/11(木) 20:56:40.10 ID:Ttq3HsUK0
全てが一段落した後、世界樹の精霊は様々な物に力を与え、配下にしました。

…その一人がユミだったのです。

「世界樹様?どうして人間を駆逐しないのですか?話に聞くほどの害悪なら、滅ぼしてしまえば…」

ユミ含む配下の精霊たちはよく世界樹に聞きました。けれど答えは返ってきませんでした。

そもそもユミ達の姿も人に似せて作られていて、世界樹の真意は全くわかりませんでした。

ある日、ユミは自分の担当区域で二人の人間が森に侵入しているのを発見しました。

鉄の剣を振り、一心不乱に森を進んでいるその姿を見てすぐに殺そうとしましたが、世界樹が駆逐しない理由を知りたかったユミは観察することにしました。

「あった?」

「あった!あれだよ!」

とある木に実った実を見つけると、分厚い布を構えながらそれを切り取る。切り取られた枝から毒を持った樹液が襲い掛かるものの、布で防ぎました。

「よかった〜早いうちに見つかって!」

「これで私のお母さんも元気になるよ!」


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