133:下らない暇人 ◆CfpuGKKDJA[saga]
2013/07/04(木) 16:27:44.88 ID:dIr1nQcZ0
馬場「まあ、コーヒーでもどうぞ」ｽｯ
トメ「ありがとうございます」ﾍﾟｺ
馬場「まさか、またスポンサーの依頼に？」
トメ「はい」
馬場「何度来ても無駄ですよ」
トメ「そこを何とかお願いします」ﾍﾟｺｯ
馬場「いや、ですねー。いくら頭を下げられてもねぇ……」ﾊﾊﾊ…
馬場（頼む。大人しく帰ってくれ）
トメ「では、どうすればスポンサーになってくれるんですか？」
馬場「……」
馬場「利益が見込めないから無理なんです。分かってください」
トメ「意味が分かりません。どうして利益が見込めないんですか？」
馬場（それはお前の映画がワケありだからだよ！ 映画一本作る度に関係者が死亡してるし、かなり不吉だからみんな、お前の作品を観ないんだよ！）
トメ「……」
トメ「いいですよ。あなたがその気なら私にも考えがあります」ｽｯ
馬場「は？」
トメ「この前、私の映画にけちをつけてきた評論家が突然死しましたよね」
トメ「どうやら、私にとって都合がよくないことをする方々はあんまりいい目に合わないみたいです」
馬場（おや？ まさかこの女、俺を脅しているのか？）
トメ「まあ、どれも偶然といってしまえばそうなんですけどね。悪いことは続いて起きるものですし、もう一度考えてください」ﾆｺｯ
馬場「謹んで断らせていただきます」
トメ「」
馬場「私は職業柄のせいかそういう類を信じない者で、あなたの申し出を断ったせいで寿命が縮まるなどとは思いません」
トメ「……」
トメ「そうですか。では、さようなら」ｷﾞﾛ
ｶﾂｶﾂｶﾂｶﾂｶﾂ
馬場（追い返したはいいが、あの女が不審死に関わっていることは確実だ。呪いなどは信じないが……やはり対策を採らなくては俺が危ないかな？）
さあ、どうする？ ↓＋３まで
こんな感じで方式を交互にしながらやります。つまり次は地文ありです。
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