過去ログ - クリスタ「誰も私を知らない世界。」
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41: ◆51UnYd7yHM[sage saga]
2013/07/01(月) 23:21:55.80 ID:g75CBb1AO
勢い余ってその胸板に頭がぶつかる。

スキンヘッドはそのままクリスタの肩に手を回した。


以下略



42: ◆51UnYd7yHM[sage saga]
2013/07/01(月) 23:22:45.58 ID:g75CBb1AO
スキンヘッドは腰を屈め、顔を逸らすクリスタの目を執拗に覗き込もうとしてくる。

その吐息が鼻に触れた。

歯槽膿漏でも患っているのか、汚物のような悪臭がアルコールと混ざってクリスタの鼻腔を犯す。
以下略



43: ◆51UnYd7yHM[sage saga]
2013/07/01(月) 23:23:45.77 ID:g75CBb1AO
曲がりなりにも兵士だ。

日頃の対人格闘術の成果を見せてやろうか。

そんな思いが過った。
以下略



44: ◆51UnYd7yHM[sage saga]
2013/07/01(月) 23:25:02.89 ID:g75CBb1AO
うなじまで伸びるやや長い黒髪。

芯の強そうな鋭い目付き。

なかなかに精悍な顔付きだ。
以下略



45: ◆51UnYd7yHM[sage saga]
2013/07/01(月) 23:26:49.11 ID:g75CBb1AO
スキンヘッド「あぁゴルァ?」カチン

小太り「ナメてんのかよ?」ズカズカ

クリスタ「え、ちょ、ちょっと・・・」アタフタ
以下略



46: ◆51UnYd7yHM[sage saga]
2013/07/01(月) 23:27:52.47 ID:g75CBb1AO
小太り「ぐふっ!!!!」



ボディブローの模範例と言えるほどのクリーンヒット。
以下略



47: ◆51UnYd7yHM[sage saga]
2013/07/01(月) 23:31:35.16 ID:g75CBb1AO
スキンヘッドの右拳が発動するより前に、少年は一足跳びで一気に間合いを詰めていた。

そして、がら空きのアゴを打ったのである。


以下略



48: ◆51UnYd7yHM[sage saga]
2013/07/01(月) 23:32:25.75 ID:g75CBb1AO
体をくの字に曲げながら後ろへと倒れたスキンヘッドは後頭部をしたたか強打し、そのまま気を失った。



隻眼の少年「さて。憲兵に引き渡・・・・・・すのも面倒だな。このままにしておくか。」
以下略



49: ◆51UnYd7yHM[sage saga]
2013/07/01(月) 23:33:32.65 ID:g75CBb1AO
“強い”というよりは“巧い”と言った方がしっくりくる。

そのあまりに鮮やかな技術にクリスタは圧倒されていた。

エレンと戦ったらどっちが強いだろう。
以下略



50: ◆51UnYd7yHM[sage saga]
2013/07/01(月) 23:35:15.10 ID:g75CBb1AO
クリスタは差し出された手を掴み、立ち上がった。



クリスタ「助けてくれてありがとう。」ヨイショッ
以下略



51: ◆51UnYd7yHM[sage saga]
2013/07/01(月) 23:35:43.03 ID:g75CBb1AO
この年代の若者がこれほどまでの格闘術を習得できる場所というと、クリスタには訓練兵団ぐらいしか思い付かなかった。



隻眼の少年「どこかへ行くつもりだったのか?」
以下略



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