過去ログ - クリスタ「誰も私を知らない世界。」
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79: ◆51UnYd7yHM
2013/07/02(火) 13:17:02.91 ID:k7392AeAO
クリスタ「それから、ワイヤーを巻き取る時もガスを吹かし続けるんじゃなくて、慣性の法則を利用した方がガスの節約になるかなって思うの。」
クリスタ「キュクロはまだ少しそれができてるけど、カルディナはずっと吹かし続けてるから気を付けた方が良いんじゃないかな。それから」
キュクロ「・・・・・・ヒストリア?」
80: ◆51UnYd7yHM[sage saga]
2013/07/02(火) 13:17:50.58 ID:k7392AeAO
クリスタ「えっ?」
カルディナ「先ほどから『〜じゃないかな』とか『〜と思う』とか、さも知識を元にした“推論”であるかのようにお話し下さってますが、僕にはどうもそれらが“実体験”であるように感じらてなりませんね。」
クリスタ「うっ・・・」ギクッ
81: ◆51UnYd7yHM[sage saga]
2013/07/02(火) 13:18:52.41 ID:k7392AeAO
カルディナ「僕はハナから貴女が工場都市にいたなんて可能性は1%も考えてませんから。と言うのも僕らは前に一度、工場都市に1週間ほど滞在した事がありますが、そこで貴女を見かけた覚えはありません。」
カルディナ「あんなムサ苦しい職人達の巣窟に貴女のような美女がいたら、この僕が見落とす筈がありませんからね。万に一つも。」
クリスタ「うっ・・・」タジッ
82: ◆51UnYd7yHM[sage saga]
2013/07/02(火) 13:35:09.56 ID:k7392AeAO
カルディナ「さて。それじゃあどうして訓練兵と一部の職人しか知り得ない立体機動装置の事をそこまでご存知なのか。この点について、ご説明願えますか?」
クリスタ「・・・。」
キュクロ「ヒストリア・・・何か隠してるのか?」
83: ◆51UnYd7yHM[sage saga]
2013/07/02(火) 13:36:50.28 ID:k7392AeAO
キュクロ「ヒストリア・・・」
クリスタ「きっと信じてもらえないと思うけど、全部話すから・・・怒らないで・・・」ウルウル
キュクロ「あ、あぁ・・・」
84: ◆51UnYd7yHM[sage saga]
2013/07/02(火) 13:41:42.19 ID:k7392AeAO
カルディナ「未来の発達した立体機動訓練を受けているからあれほどお詳しい・・・ですか。」
カルディナ「・・・にわかには信じがた」
キュクロ「ヒストリア!!」ガシッ
85: ◆51UnYd7yHM[sage saga]
2013/07/02(火) 13:42:22.68 ID:k7392AeAO
キュクロ「なら教えてくれ!! 頼む!!」
クリスタ「あの・・・」
キュクロ「俺は一刻も早く立体機動をマスターしたいんだ!! こんな我流で探り探りやってたんじゃ埒が空かない!! ヒストリアから教わるのが一番の近道だ!!」
86: ◆51UnYd7yHM[sage saga]
2013/07/02(火) 13:43:14.20 ID:k7392AeAO
キュクロ「有り得ない事なんて世の中いくらでも起きるだろ? 巨人の子と蔑まれてきた俺が巨人を倒す側に回る事だって、当時の俺からすれば到底有り得ない事だ。」
クリスタ(巨人の子?)
カルディナ「それはまぁ、そうですけど・・・」
87: ◆51UnYd7yHM[sage saga]
2013/07/02(火) 13:43:50.25 ID:k7392AeAO
クリスタ「う、う〜ん・・・私は良いけど・・・」チラッ
カルディナ「・・・。」
キュクロ「カルディナ。下らない疑いは捨てろ。こんなチャンス、二度とないんだぞ?」
88: ◆51UnYd7yHM[sage saga]
2013/07/02(火) 13:44:24.44 ID:k7392AeAO
カルディナ「ヒストリアさん。気分を害されたなら謝ります。貴女がこの世の誰よりも美しい事は疑いの余地もありませんが、やはり僕は貴女のタイムスリップの件(くだり)だけは鵜呑みにできない。」ガチャガチャ
クリスタ「うん・・・そうだよね・・・」
カルディナ「ですから、証明して下さい。」ガチャガチャ
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