過去ログ - まこ「とぅおおおおるるるるるるるるるるるるるん」
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2013/07/02(火) 17:02:44.78 ID:Pp3SPIEW0
物音を立てないようにロッカーに近づく咲。
和が見ると、その手はぐっしょりと汗で濡れていた。
和(そうか……。ここに染谷先輩が隠れているとするなら、その理由は、犯行が終わった時にAさんが入ってきたから……)
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2013/07/02(火) 17:03:23.33 ID:Pp3SPIEW0
中には何も――いや、掃除道具の中に紛れ込んでいる携帯電話があった。
外画面が光り、通知を知らせている。
咲「なにッ――」
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2013/07/02(火) 17:04:11.16 ID:Pp3SPIEW0
まこ「な……に――!?」
『盾』を動かし、覗かせた和の風貌は別人のようになっていた。
制服は消滅し、露出の高い服、背には翼、そして左手には盾、右手には槍。
以下略
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2013/07/02(火) 17:04:46.85 ID:Pp3SPIEW0
和「染谷先輩、質問に答えてください。優希を殺害したのは、貴方の『スタンド』ですか?」
まこ(和がスタンド使いなんて聞いてないぞボス……)
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2013/07/02(火) 17:05:43.63 ID:Pp3SPIEW0
和(まずいッ……とんでもないパワーだ!)
まこ「………」ダダッ
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2013/07/02(火) 17:06:30.97 ID:Pp3SPIEW0
一方、まこは廊下を全速力で走り抜けながら思考を巡らせていた。
まこ(和のスタンド――見映えは派手じゃがパワーは完全にこちらの方が上じゃ)
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2013/07/02(火) 17:07:17.98 ID:Pp3SPIEW0
和「染谷先輩!」
咲「逃がさないよッ!!」
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2013/07/02(火) 17:09:52.57 ID:Pp3SPIEW0
まこ「とおおおおるるるるるるるる」
まこ「ボス!?いったい電話はどこに――」
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2013/07/02(火) 17:10:31.31 ID:Pp3SPIEW0
槍を回収している間にまこは校門を出、タクシーに乗り込んだ。
運転手「どちらまで?」
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2013/07/02(火) 17:11:12.01 ID:Pp3SPIEW0
まこ「咲と和!恐らくは二人とも『スタンド使い』ですッ!」
まこ『そうか。よくやった。それを突き止めただけでも殊勲だ』
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2013/07/02(火) 17:11:49.47 ID:Pp3SPIEW0
運転手「あの、お客さん?」
まこ「そ、そこの山の麓まで!」
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