3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/02(火) 23:30:06.60 ID:EscDZziR0
晶馬「……行ったね」
冠葉「……行ったな」
静かに揺れる列車の中。
乗客は二人だけ。
晶馬「……」
冠葉「今だけ、肩貸してやってもいいぜ?」
晶馬「だれが!こんなときだけ兄貴ぶるなよな」
冠葉「なんだよ、泣きたいのかと思って人が親切で言ったのに」
晶馬「別に泣かないよ」
目の前にある大きな窓からは、
ゆっくり流れる乗り換えた後の世界が望めた。
二人は寄り添って、ただその風景をじっと眺めている。
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