39:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/05(金) 03:59:50.33 ID:7P6Coc+b0
下校時刻になっても、外はまだ明るい。
半年後のこの時間には街灯がないと真っ暗だというのに。
途中で出あった見回りの先生に、さよーならと愛想笑いを投げかけて、彼女と昇降口で別れた。
家に帰る前にスーパーに寄らなくっちゃ。
だって今日はカレーの日。
ママは仕事が終わったらすぐに家に帰ってくるって。
だからおいしいカレーを用意して待っていよう。
「ありがとうございましたー」
店員の気の抜けた声を背で受けながら、リンゴのたっぷり入った袋を抱える。
じゃがいも、にんじん、たまねぎなど、ほかの材料は家に残ってるから大丈夫。
「あとはこの子がいれば、とーってもおいしいカレーの出来上がり!」
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