過去ログ - 陽毬「私は運命って言葉が好き」
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6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/02(火) 23:32:16.69 ID:EscDZziR0

そう、覚えてなくても。

誰かが誰かを愛するってことが大事なんだ。

例え相手が覚えてなくても。

相手の好きが自分に向いてなくても。


晶馬「そうやって、輪るんだ」

晶馬「愛も罰も、きっと」


だから、僕は驚くほど安らかな気持ちで

この列車に乗っていられるよ。


隣の冠葉の横顔を、窓から射し込んだ夕日が照らしている。

まもなく夜になるのだろう。

そしてこの運命の列車は、星空の中を泳いでいくんだろう。

世界を見下ろしながら。




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