31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/04(木) 19:15:07.73 ID:sbNIfXND0
男「…頭いてぇ」
―当たり前だが寝覚めは最悪だった。軽い頭痛に吐き気もする。
―慣れたくはないが頭痛なんて慣れたものだ。少し時間をおいて水を飲めば自然と治まる。
男「…今回は久々だったな」
―2ヶ月ぶりくらいだったろうか、ここ最近になって夢を見る感覚が空き始めている。
―いこいの里に来たばかりのころは連日連夜この悪夢に苛まれていた。
―あのころに比べれば少しは俺も過去を飲み込めたということなのだろうか。
保育士「あら、男くんおはよう」
男「はよっす」
―出来るなら今保育士さんには会いたくなかった。
保育士「顔色悪いよ、大丈夫?」
男「はい、大丈夫ですから」
保育士「うそはダメよ、顔が真っ青じゃない」
―なぜなら保育士さんは優しすぎるから、俺のことをいつも気にかけてくれるから。だから今は会いたくなかったんだ。
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