19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/07/03(水) 17:40:48.66 ID:r4FRmMPoo
少年(僕はなんてすごい人に拾われてしまったのだろう)
少年(魔力の壁の製作者なんて、町でもかなりの有名人なはず)
少年(世間の情報をもらえる機会なんてなかったから、名前すら知らなかったけど……まさかこの人だったなんて)
少年(もっとしわしわのお爺さんが作ったのだとばかり思ってた)
魔導師「あら、もうお昼なのね。研究はちょっとお休みしてお勉強を教えてあげるわ」
研究員「それでは研究が疎かになってしまいます!」
魔導師「ちゃんと成果は出すから安心して。ちょっとくらい自由な時間をちょうだい」
少年「ぼ、僕はいいですから……」
魔導師「あなた、自分のことをできない子だと思っているみたいだけど、きっとそんなことないわ」
魔導師「今まで他人から否定されてばかりだったからそう思い込んでいるだけ」
魔導師「ちゃんと努力すればもっと器用になれるわよ」
少年「……そうでしょうか」
魔導師「ええ」
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