過去ログ - 青年「いけ!ジイ!」 ジイ「かしこまりましたぞぉぉぉぉ!!」
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10: ◆XUgNMh8avo[saga]
2013/07/04(木) 20:28:00.61 ID:AwCDR9Cx0

――夜――


勇者「今夜はここで野宿か」


僧侶「……ふつうならついてた」


青年「すみません、うちのジイが腰痛めちゃって」


ジイ「」チーン


勇者「いや、いいさ、おかげでこんなにうまい飯にありつけるんだし」


青年「おかわりもありますよ」


魔法使い「森の食材でこんなにおいしいものが作れるなんて」ハフハフ


僧侶「……料理人だったの?」ムシャムシャ


青年「趣味です」


僧侶「……お店作るべき」


魔法使い「それよりも青年さん、さっきのジイさんのクルクル回していたのはなんですの?」


青年「モーターって言って自分で考えた発明品なんだけど電気を作る装置でね、本来なら明るくしたり物を動かしたりするんだけど」


魔法使い「電気ですか!?風の高等魔術の!?」


青年「そうそう、僕は発明も好きなんだ」


勇者「そんなすごい装置だったのか……でも実用性はないんだな」


青年「敵を倒すとなると膨大な量作らないといけませんから」


勇者「なるほど、じゃあこの料理も……」


青年「はい、電気の力で調理しました」


勇者「意外なところでジイが役に立ったな」


僧侶「……ごちそうさま」


勇者「ごちそうさま、明日も早いからもう寝よう」


僧侶「zzz」


魔法使い「僧侶さん、食べてすぐ寝たらおなかに悪いですよ」


ジイ「……わが一生に一片の悔いなし……」zzz


勇者「……俺の立場って勇者なんだよな」


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