過去ログ - 唯「『女タラシの櫟井』」
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11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/07/05(金) 00:43:59.19 ID:FAR6g8vto
冗談の中に、独り言のような本音を混ぜる。

こうすることで、本音をただ一言いうよりもより真実味が増す。

案の定、午後の授業中、ゆずこは私の方に視線を向けてくることがあった。

私を意識せざるを得ない状況に持ち込んだら、あと一押し。

……なのだが、ゆずこの場合、その一押しも必要ないだろう。

なぜならば、ゆずこは確実に私に好意を寄せているからだ。

自分で言うのもあれだとは思うが……実際ゆずこは分かりやすい方なのだ。

そのことを知ったうえで、今日はこの作戦を実行した。

きっと、放課後には、何らかのアクションがあるはず。

と、考えているうちに放課後となり

さらに、ゆずこと二人きりという状況になった。


唯「……」

ゆずこ「……」


少しだけ、ぎこちない雰囲気。互いに意識し始めたときのこの感覚は

やはり今でも心地よいものである。


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