過去ログ - 唯「『女タラシの櫟井』」
1- 20
29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/07/05(金) 23:55:15.68 ID:FAR6g8vto
唯「そうだったんだ」
 「相川さんも食べてみなよ、美味しいから」


そう言って、私はクッキーを一枚つまんで、彼女に差し出す。

自分が作ったわけでもないのだが、この行為自体が重要なのだ。


千穂「えっ、あ、えっと」カァ

唯「ね、あーん」

千穂「あ……ぁー」

唯「ね、おいしいでしょ?」

千穂「うっ……うん……おいひい」

唯「心配なんて、いらなかったね?」

千穂「……そう、かも」


実際、彼女の作ったクッキーに対する評価はお世辞でもなんでもなかった。

私が作るよりも確実においしかったのだ。

……まぁ、同性としては悔しい部分もなかったとは言えないのだが。

彼女の笑顔を見ていると、そんなことはどうでもよくなってくるものだ。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
192Res/106.35 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice