47:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/08(月) 23:08:16.91 ID:AUNT6Nkbo
唯「……ふー」
ゆずこ、縁、先生と別れた私は、下足に履き替え、門の方へ向かった。
門の脇には、岡野佳が時折足をたんたんと踏み鳴らしながら立っていた。
48:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/07/08(月) 23:21:43.09 ID:AUNT6Nkbo
私たちは、近所のファーストフード店に移動した。
学校の知覚と言うこともあり、店内には学生の姿がちらほら見える。
私が目を付けている子もいたが、今は関係ない。
49:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/07/08(月) 23:25:29.17 ID:AUNT6Nkbo
唯「……岡野さんってさ」
佳「ん?」モグ..
唯「相川さんのことはどう思ってる?」
50:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/07/08(月) 23:37:34.16 ID:AUNT6Nkbo
唯「相川さんって、可愛いよね」
佳「……櫟井お前、さっきから何言ってんだ」
唯「顔だけじゃなくて、性格もさ」
51:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/07/08(月) 23:43:59.55 ID:AUNT6Nkbo
唯「……岡野さんもさ」
唯「正直なところ、どうなの?」
唯「本当に、親友としか思ってないの?」
52:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/07/08(月) 23:48:04.68 ID:AUNT6Nkbo
唯「……今から、アタシと勝負しない?」
佳「……勝負?」
唯「うん」
53:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/07/08(月) 23:57:28.74 ID:AUNT6Nkbo
きっと、彼女も心の中では焦っていた。
相川千穂が、私と彼女のどちらかを選ぶときに
確実に自分を選ぶとは考えきれなかったはずだ。
54:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/07/09(火) 00:04:35.74 ID:cGeLbyp7o
店を出た私たちは、オレンジに染まった町の
より明るい方へと向かった。
交通量が増え、人が増えていく。
55:名前ミスってた[saga sage]
2013/07/09(火) 00:11:28.42 ID:cGeLbyp7o
唯「どうしたの?」
佳「……だって、お前……」
唯「……狙っても良いの?」
56:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/09(火) 00:15:46.96 ID:CMAj+RFho
素晴らしい
57:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/07/09(火) 00:23:28.85 ID:cGeLbyp7o
先ほどから彼女とは、確認程度の会話しか交わしていないが
緊張感がひしひしと伝わってくるのが分かる。
あるドアの前で立ち止まり、鍵を開ける。
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