138:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/10/24(木) 15:20:15.98 ID:aPEj4/Cg0
上条の頭の中に激痛が駆け巡る。脳内の血管が全て縦に裂けたような激痛が駆け巡る。
「アァァァぁあああァああああああ!!!!!」
プチッと何かが切れるような音がした。
あんな最低な、人間とは思えないような残虐な行為をしておいて
今更、どの口が『悪かった』など言うのか。
ある一線を保ってきた上条の理性が
この瞬間、崩壊を起こした。
「アアああああああああッツああッ!!!」
上条の絶叫が響く。
「うガぁぁ、ぁぁッ」
上条の右ストレートが敵の顔面に突き刺さり、少年が喚声を上げる。
何か弾けるような、砕けるような効果音が鳴り響き、程なくして
鈍い重々しい物音が分散する。
敵が仰向けに転がると同時に、上条はマウントを取る。少年が態勢を立て直そうと足掻くが
上条はもう一度渾身の力を顔面に打ち込む。
ゴホゴホと口から血が弾け飛び上条の学生服を真っ赤に染める。地面には白とピンク色のカルシウムの塊が
転がっていく。それでも上条の手は緩まない。少年の力がグッと弱まる。
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