32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/07/09(火) 23:18:02.03 ID:9ALPomJq0
「仕留めろ」
低く抑揚のない声が背後から聞こえ、複数の少年が迫ってきている。
その喜々とした表情に背筋がゾッとする。
「ひっ、奴らが来る。助けてっお願い!!」
少女は泣きながらジャッジメントに縋り付く。
死にたくないという感情が一気に溢れ出ている。
「……」
少女のその問にジャッジメントは黙る。
そして微かに笑う。
「何してんの!!早く助けてよ!!」
少女が怒声を上げる。しかし涙と鼻水で顔をグシャグシャにしながらなので
普通の人間は恐怖より同情を感じるだろう。
そんな顔した少女にそのジャッジメントは手を頬に当て
優しい音色で囁いた。
「分かった」
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