36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/07/09(火) 23:21:22.20 ID:9ALPomJq0
「はあ……」
上条は皿洗いをしながらため息をつく。テレビを点けっぱなしにしてインデックスはスフィンクスと
戯れている。それを目の当たりにして更に深いため息をつく。
上条がなぜこんなにのんびりしているかと言うと、学校に遅れるという旨の連絡を入れたためである。
連絡を入れたからゆっくりして良いというものではないが、どうせ間に合わないし急がなくてもいいだろという怠惰心と
朝から結構な激痛をくらったので上条は早く行く気分じゃなくなってしまったのである。
だからといって、あまり学校に遅れて行くのは良くないので上条は、皿洗いを早々に終わらせ
慣れた動きで登校の準備をする。
学校を休んでしまうというのも一つの手かもしれないが
上条はもともと出席日数が危ないのでそれはできないのである。
上条は学生服に手早く着替え、弁当を学生鞄に詰める。教科書はというと学校に一式置いているので
これで登校準備は完了である。廊下から玄関へと向かう。
インデックスはスフィンクスと遊ぶのをやめ、上条を見送る。
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