37:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/07/09(火) 23:21:52.37 ID:9ALPomJq0
「昼飯は冷蔵庫に有るから、レンジで温めてから食べるんだぞ。あと
最近危ないから外には出ないんだぞ。分かったか、インデックス」
靴を履きながら、インデックスにそう伝える。
頷きながら、インデックスが少しだけ切なげな表情をする。
「今日も遅くなるの……?」
上条は言葉を失う。声は揺らいでおり、か細く弱々しい。
インデックスは同じ声質のまま続けて言う。
「最近危ないんでしょ…?だから、とうまも早く帰ってきて欲しいかも……」
『昨日、また新たに無能力者殺人事件が起きました。被害者は中学生の女生徒で
焼死体で発見されたようです』
点けっぱなしのテレビからニュースの報道が聞こえ、インデックスの
顔の影が更に深くなる。上条の顔も険しくなる。
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