49:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/07/09(火) 23:29:20.06 ID:9ALPomJq0
上条自身にとっては笑い事ではない。これは上条の大嫌いなアレかもしれないのだ。
と言うよりもう、アレなのだが上条はまだ希望を捨てない。
(これはアレだ。でも、俺は諦めねぇ!!この謎のプリントが俺を
ビビらせるためのドッキリ的なものの可能性を諦めないっ!!)
上条は自分の手の上にあるプリントをジッと見つめる。その眼差しは真剣そのものである。
まるで戦争に行く前の兵士のような覚悟を決めた顔をしている。そして白紙をどけるように手を伸ばす。
この上条の様子を見て周りのクスクス笑いが唯の笑い声になる。先生ももう笑っている。
(俺は諦めねぇ!!これがアレなんて言うフザけた幻想は全部まとめてブチ殺――――)
白紙がヒラヒラと床に落ちる。そしてプリントの表紙が露出する。
『上条君専用☆宿題プリント☆』
それを見てしまった瞬間、脊髄反射的に上条は叫ぶ。
「不幸だァァっァァァァァああああ」
その後、授業中に大声出すなと吹寄に鉄拳制裁をくらった上条であった。
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