80:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]
2013/07/13(土) 17:07:19.58 ID:9eajpPZa0
ピピピピッという目覚まし時計の音で御坂は目を覚ました。
昨日のパトロールの疲れでまだ眠いが、起きないと鬼寮監によって
しばき倒されるのでノソノソと起きる。
半分眠りながら洗面所へ行き顔を洗う。
コップの中に入れてある可愛らしいカエルの歯ブラシを手にとって歯を磨く。
「……」
そのコップの中にあるもう一つの歯ブラシを手に取る。上品なデザインで紫色の大人っぽい歯ブラシ。
御坂のソレとは全く逆のものである。
『お姉さま!!またそんな子供っぽい歯ブラシ使って!!』
『いいじゃない。それにカワイイでしょ、これ』
『そんなガキっぽ―――――ギブギブギブぅぅぅぅ!! お姉さまギブですの!!
そんな真顔で首絞めないでくださいましぃぃぃぃい!! カワイイですわぁぁぁぁあ!!』
『やっぱ黒子もそう思う!! 良かったー!!』
『く、黒木のはどう思いますの?』
『え? 良いと思うわよ。黒子に似合ってる』
『ぐすっ……コレは家宝にさせていただきますわ』
『おおげさじゃない!?」
歯ブラシを見ながら、そんな何気ないバカみたいなやり取りが御坂の脳に思い出される。
目を自分のベッドの隣に目をやる。
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