過去ログ - 恵美「もしも魔王の正体に気づかなかったら」3巻
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4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/07/06(土) 19:33:00.08 ID:6QX93pwdo
千穂「遊佐さん、今日はそれを渡すために?」

恵美「ええ、あとベルの買い物に付き合いにね。家電とか、携帯とか」

彼女は元々この世界に長く留まるつもりがなかったため、最低限の私物しかない。
この世界の知識に疎い彼女一人では心許ないため、私も行くことにしたのだ。

真奥「行く前にちょっと待ってろ、ちーちゃんから貰ったアイス持ってきてやる。いいよな、ちーちゃん」

千穂「勿論ですよ」

嬉しい申し出だった。さっきから暑さにうんざりしていたところだ。

ふと見ると、ベルが少々疲れたような目でこちらを見ていた。

鈴乃「今更だが……魔王にアイスを貰って喜ぶ勇者、か」

恵美「そんな勇者もたまにはいるでしょうよ」

本当に今更だったので、あっさり返す。
彼女は諦観の表情で一つため息をついた。


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