過去ログ - 恵美「もしも魔王の正体に気づかなかったら」3巻
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41:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/07/06(土) 19:50:33.56 ID:6QX93pwdo
貞夫「ふう、外はあちぃな」

アラス・ラムス「むふー」

二人に続いてゴンドラを降りた。
エアコンの効いたゴンドラから出ると、殊更暑く感じる。

あんな話をしておいて、地上に降りればそこは平和な遊園地なのだから、なかなか気持ちの切り替えも難しいものだ。

係の人が、台紙に挟まれた写真を見せてくれた。
ゴンドラに乗る前に三人で撮ったものだ。

アラス・ラムス「おおー!」

アラス・ラムスは初めて見る写真というものに感動しているようだが、
少し硬い笑顔になってしまっている自分が悲しい。
……でもまあ、いいか。

真奥「むむ……これで千円か……」

アラス・ラムス「ぱぱ、ぱぱ、これ、これ!」

結構な価格に唸る貞夫と、それをつゆ知らず欲しがるアラス・ラムスを横目に、二千円を取り出した。


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