過去ログ - 恵美「もしも魔王の正体に気づかなかったら」3巻
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55:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/07/06(土) 19:57:34.87 ID:6QX93pwdo
恵美「……う……」

目が覚める。
横には未だ熟睡する貞夫とアラス・ラムス。
当然だ、時計を見ればまだ五時にもなっておらず、陽も出始めたばかりでまだ薄暗い。
早く目覚めたのは戦いに備えて気を張っていたのか、貞夫と密着しての睡眠に緊張でもあったのか。

ぼうっとした頭でバッグを引き寄せ、ホーリービタンβを一気飲みする。

恵美「えっと、トイレ行って、顔洗って……」

未だぼんやりしたままのそっと立ち上がり、トイレのドアを見る。

……明かりがついてる?

続いて聞こえる、トイレを流した音。
一気に意識が覚醒した。

聖剣を顕現させるのとトイレのドアが開くのは同時だった。
そこから現れたのは、気持ちよさそうに出てくるガブリエル。
目が合った。

恵美「きゃあああああ!?」

ガブリエル「うわあああああ!?」

貞夫「うおっ!?」

アラス・ラムス「……ぱぱぁ?」

お互い叫ぶ。
その拍子に貞夫がびくんと反応し起き上がるのが見えた。
続いてアラス・ラムスも。


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