過去ログ - みく「織姫様と彦星様」 -SS速報VIP

過去ログ - みく「織姫様と彦星様」

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22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/07/07(日) 00:28:14.07 ID:zJnSMKBwo
杏「あんだけ言ったんだから、すごく良い事書いてくれるんだよねえ？」

P「そりゃあもちろん。今の俺の願い事は、これっと」

プロデューサーは、短冊にこう書いた。

以下略

23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/07/07(日) 00:29:35.94 ID:zJnSMKBwo
―Case 5　みくの願い事―
P「ありゃ、もうこんな時間かー」

ちひろ「あら、雨降って来ちゃいましたね」

以下略

24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/07/07(日) 00:30:38.49 ID:zJnSMKBwo
P「今日は短冊書くまで返しませんからね！」

かな子「小学校の先生みたいなこと言わないでくださいよ」

P「やだやだ、みんなかかないとだめなのー！」

以下略

25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/07/07(日) 00:33:11.52 ID:zJnSMKBwo
P「おう、書き終わったかー」

みく「うわ、もう帰ってきたのかにゃあ」

P「何その言い方ひどい」

以下略

26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/07/07(日) 00:36:09.65 ID:zJnSMKBwo
前川「現在の七夕の伝説の元になったお話なんですけど」

　　迢迢牽牛星　　迢迢たる牽牛星
　　皎皎河漢女　　皎皎たる河漢の女
　　纖纖擢素手　　纖纖として素手を擢（あ）げ

以下略

27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/07/07(日) 00:38:17.67 ID:zJnSMKBwo
前川「――遙かなる牽牛の星、白く輝く天の河の女。ほっそりと白い手をあげ、サッサッと機織りの杼を操る」

前川「一日かけても模様は織りあがらず、涙は雨のごとく流れ落ちる」

前川「天の河は清らかでしかも浅い。二人の距離もいったいどれほどのものか」

以下略

28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/07/07(日) 00:39:12.36 ID:zJnSMKBwo
前川「二人は結婚してから全く働かなくなってしまったんです。それで神様が怒ってしまって、二人を天の川を隔てて引き離したんです」

前川「二人とも真面目に働いていれば、こんなに悲しむことはなかったんですけどね」

P「働かなくなったら、そりゃ神様だって怒るわ」

以下略

29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/07/07(日) 00:40:20.39 ID:zJnSMKBwo
P「しーてーなーいー」

みく「しーたーにゃー！」

みくとPチャンは、こんなにくだらない事を言い合い、笑い合える。織姫様と彦星様も、こんな感じだったのかな……

以下略

30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/07/07(日) 00:41:46.48 ID:zJnSMKBwo
短冊に、願い事を書いて、飾る。こんなに悩む必要なんてなかったにゃあ。
だって、自分の願い事を書いて、飾るだけなんだからね！

『ずっとアイドルを続けられますように　　みく』

以下略

31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/07/07(日) 00:42:52.73 ID:zJnSMKBwo
----翌日----
ちひろ「おはようございまーす」

P「おはようございます」

以下略

32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/07/07(日) 00:43:53.33 ID:zJnSMKBwo
ちひろさんが見つけた、目立たないところにあった短冊。それには、こんなことが書かれていた。
『Pチャンとずっと一緒にいられますように　　みく』

ちひろ「あらあら、みくちゃんは大胆ですねえ」

以下略

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