20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/07(日) 13:28:07.79 ID:4gAHXrrfo
『それじゃあもう人間以外の動物のツガイは全部船の中に入れちゃったから最後に人間を入れるね』
21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/07(日) 13:28:33.76 ID:4gAHXrrfo
「もうお別れだね」
22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/07(日) 13:29:02.34 ID:4gAHXrrfo
「会える?会えるってどこで?」
――天国……かな
23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/07(日) 13:29:29.33 ID:4gAHXrrfo
少し寂しくなって彼女の手を握る。
彼女も弱く握り返してくる。
24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/07(日) 13:30:04.80 ID:4gAHXrrfo
目を開けるとそこは部屋の中だった。
現状を理解できない私は困惑しながら周りを見渡すと隣に彼女が居た。
私の手をしっかり握って。
25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/07(日) 13:30:34.22 ID:4gAHXrrfo
『詳しいことは船を降りた後に説明しよう。今しばらく寝るといい』
26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/07(日) 13:31:02.99 ID:4gAHXrrfo
「起きて!ねえ!起きてってば!」
27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/07(日) 13:31:30.87 ID:4gAHXrrfo
あまり覚醒していない頭に彼女の問いかけが突き刺さる。
そうだ!さっきは……
28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/07(日) 13:32:00.20 ID:4gAHXrrfo
二人で手を繋いだまま部屋の扉を開ける。
その先には広い空間が広がっているだけでどうもまだ屋内のようだ。
29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/07(日) 13:32:28.52 ID:4gAHXrrfo
「とりあえず先に進んでみよう?」
30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/07(日) 13:32:55.13 ID:4gAHXrrfo
少し駆け足になりながら階段を登る。
そして登りきってみるとそこは甲板だった。
しかしサイズが通常のものとは明らかに違う。
とてつもない大きさの船だ。
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