26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/07(日) 13:31:02.99 ID:4gAHXrrfo
「起きて!ねえ!起きてってば!」
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2013/07/07(日) 13:31:30.87 ID:4gAHXrrfo
あまり覚醒していない頭に彼女の問いかけが突き刺さる。
そうだ!さっきは……
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2013/07/07(日) 13:32:00.20 ID:4gAHXrrfo
二人で手を繋いだまま部屋の扉を開ける。
その先には広い空間が広がっているだけでどうもまだ屋内のようだ。
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2013/07/07(日) 13:32:28.52 ID:4gAHXrrfo
「とりあえず先に進んでみよう?」
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2013/07/07(日) 13:32:55.13 ID:4gAHXrrfo
少し駆け足になりながら階段を登る。
そして登りきってみるとそこは甲板だった。
しかしサイズが通常のものとは明らかに違う。
とてつもない大きさの船だ。
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2013/07/07(日) 13:33:23.02 ID:4gAHXrrfo
「すごい……」
――あぁ……
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2013/07/07(日) 13:33:49.89 ID:4gAHXrrfo
『感動するのもいいが、そろそろ移動したらどうだい』
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2013/07/07(日) 13:34:19.95 ID:4gAHXrrfo
――本当に鳩だとはな
「風情というものだよ。一応ね。
もう二人とも理解しているだろうが、君たちは選ばれたんだ。
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2013/07/07(日) 13:34:48.61 ID:4gAHXrrfo
『前の文明のものは大体は流してしまった。
だから最初は不便だと感じるかもしれないがそこから繁栄していくのが君たちの役目だ』
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2013/07/07(日) 13:35:20.10 ID:4gAHXrrfo
そう言って鳩は遠くへ飛び立っていく。
その後姿から目を離すことが出来ず、いつまでもいつまでも見えなくなるまで姿を追っていた。
姿が見えなくなった頃、彼女がポツリと呟いた。
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2013/07/07(日) 13:35:57.11 ID:4gAHXrrfo
「ふふっ、これからよろしくね。アダム」
――おい、なんだ。その呼び方は
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