過去ログ - ハニー・ポッター「プリンス、だなんて。なんなのかしら」
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38: ◆GPcj7MxBSM[saga sage]
2013/07/07(日) 16:20:08.23 ID:y8Htynep0
ダンブルドア「そなたたちはわしが頼んだようにせなんだ。この子は無視され、たびたび残酷に扱われておった」

バーノン「……」

ダンブルドア「わしは言うたはずじゃ。この子を守ることによって働く守りは、この家に住むそなたたちの守りを意味すると。もしもこの子がおらねば、諸君らに危険がおよぶことになろう、と」

ペチュニア「……」

ダンブルドア「せめてもの救いは、そうじゃの。ハニー自身がそれに屈さず、懸命に生きたことじゃ。生きるものの放つ輝きは美しい、そうでなくともハニーはハニーなのじゃが」

ハニー「えぇ、そうね。眩しすぎてその眼鏡をサングラスにしないといけないんじゃないかしら」

ダンブルドア「ヒンヒン! それで、じゃ。わしとしてはこの静かな怒りを、この家をペシャンコにして高笑いすることで晴らしたいところなのじゃが」

バーノン「!?」

ペチュニア「!?」

ダンブルドア「そうもいかん。わしがかけた、この家とハニーの血による守護の魔法は、彼女が成人するまで効果を発揮する」

ハニー「私が十七歳になる、その瞬間まで……?」

ダンブルドア「そうじゃ。わしがお二人に説明したいのは、来年の夏もう一度、ハニーがここに戻るのを承知するように、ということじゃ。さすれば護りは、確かに継続する」

ダンブルドア「ハニーの扱いを改めろ、とは言わん。もう遅すぎるしのう。ここがハニーの家と呼べればそれでよいのじゃ。よろしいか?」

バーノン「……」

ペチュニア「……」

ハニー「……」

バーノン「……この契約書に、サインをもらえるなら」スッ

ハニー「そこまでしなくたって……穴あけドリル大口契約の取り決め書……たくましいわねあなた」

ダンブルドア「どーれ、それじゃいっちょものすごくたくましい体にしてやろうかの。わし切れちゃったぞぉ」


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