過去ログ - ハニー・ポッター「プリンス、だなんて。なんなのかしら」
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51: ◆GPcj7MxBSM[saga sage]
2013/07/07(日) 17:17:11.12 ID:y8Htynep0
ギュルギュルギュルギュルグルグルグルグル

パッ! ドサッ

ハニー「っ、つっ……なぁに、今の、感覚……細い管の中を、無理やり通らされたような……」

ダンブルドア「『姿あらわし』の移動のコレには、慣れが必要じゃ。ほれハニー、手を」

ハニー「……少しは前もって説明しなさい、もう……それじゃ、ここはもうプリベット通りじゃないのね?」

ダンブルドア「いかにも。バドリー・ババートンという素敵な村じゃよ」

ハニー「どうしてここに、私を?」

ダンブルドア「それは道々で話す事にしようかのう。こっちじゃよ」

ザクッザクッザクッザクッ……

ハニー「……ほんと、小さいけれどいい村みたい。大きな教会もあるわ……もう真夜中なのね」

ダンブルドア「寝てなければよいのじゃが。ところでハニー、最近、傷の方はどうかね?」

ハニー「……全く。君が悪いくらいになんの反応もないわ。こんなことってありえるの?あいつは今、力を……」

ダブルドア「取り戻したからこそ、じゃ。ほれ、魔法省のアトリウムで奴が君に取り憑いたときのことを覚えておるじゃろう?奴は君との繋がりは危険だと判断した。おそらく君に対して『閉心術』を使っておるのじゃろ」

ハニー「……逃げ出して篭っちゃったわけね。黒豚らしいわ」

ダンブルドア「まったくのう。そのまま臆病風に吹かれて大事なものを全部一箇所に集めておったらいいのじゃが」

ハニー「? 何の話?」

ダンブルドア「こっちの話じゃ。さて、今からやろうしておること、の話に変えようかの。この台詞をもはや何年言うておるのかも分からんのじゃが、またまた先生が一人足りない」

ハニー「……あぁ、アンブリッジがいなくなったから」

ダンブルドア「それ自体は朗報で……オホン。そこで、ここにいるわしの古い同僚を引退生活からひっぱりだし、ホグワーツに戻ってもらおうと思うのじゃ」

ハニー「……魔法省から採用するよりは、ずっとずっと良さそうだわ」

ダンブルドア「まったくのう。もっとも、彼らには今こちらに割くほどの余裕はないじゃろうが。多くの役人も消えておる……マダム・ボーンズは残念じゃった」

ハニー「私の裁判の時の、あの魔女ね……それに大臣そのものも変わって……ねぇ……ファッジは」

ダンブルドア「顧問に留まることになったそうじゃよ。しかし、まぁ、実態は新大臣の使いっぱしりというところじゃろう。ルーファス・スクリムジョールの」

ハニー「どんな人なのかしら」

ダンブルドア「髭がライオンみたいで負けてる気がして――」

ハニー「真面目に」


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