過去ログ - ハニー・ポッター「プリンス、だなんて。なんなのかしら」
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681: ◆GPcj7MxBSM[saga]
2013/08/03(土) 15:03:38.29 ID:HYr1vjei0
マクゴナガル「さて、さて――ポッター!」

ハニー「はい、先生」

マクゴナガル「『呪文学』『薬草学』『闇の魔術に対する防衛術』『魔法生物飼育学』、そして『変身術』。申請のあった教科、全て問題ありません」

ハニー「当然ですわ、私だもの」

マクゴナガル「大変結構。あなたの『変身術』の結果についても、私は満足しています。大変満足です。ただ、その結果に喜ぶあまり、非合法な動物もどきを目指そう、などとはゆめゆめ思いませんように」

ハニー「……なれる動物を選べたのなら、分からなかったわ」

マクゴナガル「どうしてもというのなら相談なさい、しっかり手続きからフォローします。さて、『魔法薬学』の申請を出さなかったのは何故ですか?昨年度、あれほど『何を目指すにしても必要となる』と説明したはずですが」

ハニー「先生、結果を見ればお分かりの通り、私の成績は『良・E』だわ。たしか、『魔法薬学』は……」

マクゴナガル「えぇ、スネイプ先生のときは『優・O』を取った生徒のみでした。しかし、スラグホーン先生は『良・E』の生徒でも喜んで受け入れてくれます。特に、あなたならば」

ハニー「……」

マクゴナガル「どうしますか、ポッター。『魔法薬学』を受けますか?」

ハニー「えぇ、そうしたい……けれど、先生?」

マクゴナガル「なんです?」

ハニー「……代わりに、『闇の――」

マクゴナガル「却下します」

ハニー「……だって、先生」

マクゴナガル「あの人をあなたが気に入らない、いいえ、嫌っているのは重々承知です。ですが、それだけの理由であなたが得意とする学問分野を投げ捨てることなど、寮監の私が許すとお思いですか」

ハニー「……」

マクゴナガル「お受けなさい。ウィーズリー、あなたもですよ。あなたたち二人は同じ申請でしたので、一緒に渡しておきます。しっかりポッターを見守りなさい。グレンジャーもです」

ロン「ヒンヒン!もちロンさ先生!」

ハーマイオニー「頑張ります、先生」

ハニー「ちょっと、先生!それじゃまるで、私が世話されてるみたいだわ!」

マクゴナガル「違うのですか?」

ハニー「……それは……まぁ」

ロン「……」

ハーマイオニー「……」

ハニー「…………ニヤニヤしないの!」


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